「今市太郎の戦略的FX投資」というメルマガの記事をよみました。大まかに抜粋すればつぎのとおりなのですが、私たち40代サラリーマンの今後は、あまり明るい未来ではないようです。
40歳からリストラも
国内企業はこれまで昭和、平成はなんとか終身雇用を維持することができたが、これからは有能な人材以外は会社に残れない時代が鮮明になりつつあるといいます。
2019年の上場企業の早期退職や希望退職の対象が9月末時点で既に27社・計1万342人を超えたことを発表していて、年間1万人を超えたのは6年ぶりということで、リーマン・ショック後の2010年を超える状況となっているようです。
サラリーマンとして一生働くことは難しい
これまでバブル入社組で過剰に雇用してしまった45歳以上が一斉に人員削減の対象として狙われており、足元では、とうとう40歳から早期退職のターゲットになりはじめているようで、日本の企業はすでに新卒から20年会社にはいられない状況になってきているようです。
大手企業の40歳からの早期退職などが顕在化するのは企業の環境変化の現れであり、これからはサラリーマンが一生働き続けることがきわめて難しい時代になってきていることを痛感させられるそうです。
これまで正規か非正規かという問題は労働市場でも大きな議論の対象となってきましたが、どうやら問題はそういうレベルではなくなっているようです。
自分のやってきたことを紙にまとめてみますと、本当に特定企業の社内だけで通用することに時間をかけてきた人が多く、転職の難しさというものを感じる次第です。
巷では労働力不足が叫ばれています。
しかし、すでに40歳からの早期退職が猛烈に加速するご時世を見ていますと、人手不足がかなりウソであり、実際には低賃金で長時間、大した保険にも加入しないなかで働いてくれるような人材や、建設関係の労働力、介護にかかわる労働力などが圧倒的に不足しているだけであることがわかります。
そして、サラリーマン経験しかないようなごく一般の人たちが社会に出て働き、それなりの報酬を安定的に確保できる状況はまったく実現できていないことを痛感させられます。
リアル人生ゲームの攻略法
この記事を読んで、サラリーマンの平均寿命が20年だとすると、それまでにどれだけ資産を築き、運用で増やせるかがカギとなりそうです。
また、サラリーマン人生を会社だけでしか使えないスキルに時間を使うべきではなく、巷で使えるスキルを養う事が、人生ゲームをクリアする手段だと思います。
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