Φナンシャルがお勧めするセミリタイアとは?

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そもそもセミリタイアってなに?

セミリタイアを目指して奮闘中のΦナンシャルです。

そもそもセミリタイアってどういう状態なのか考えてみます。

人は働いてお金を稼ぎ、家庭を持って子供を育て、年老いて働けなくなったら、リタイアして年金で暮らす。

というのが一般的な働く人の一生でしょう。

リタイア=〝働くことを卒業する″という意味です。

セミリタイアと似た言葉にアーリーリタイアという言葉があります。

アーリーは日本語で早い、早期という意味ですから、アーリーリタイアは早期退職となります。

現役でたくさんお金を稼ぎ、さっさと仕事を辞めて、アーリーリタイアを満喫したいものです。

一方セミとは、半ばという意味があり、セミファイナル、セミプロという言葉がありますが、一歩手前というところでしょうか。

セミリタイアとはリタイアの一歩手前の状態で、完全にはリタイアしていないけど、現役よりも働いていない状態ということになります。

誰もがセミリタイアを経験する時代

昔のサラリーマンは会社を退職すると、年金で悠々自適なリタイア生活を送っていました。

ところが年金の支払いが遅くなったことで、今のサラリーマンは会社を定年退職しても、働くことを辞めるわけにはいかなくなりました。

退職後は安い給料で、元の会社に残ったり、新たな働き口を探したりして、年金をもらえる年齢まで働き続けなければなりません。

こうしてサラリーマンは、強制的にセミリタイアを経験します。

退職して元の職場に残れば、仕事内容はそれほど変わらないのに、給料だけが下がるということもありえます。

給料が下がるだけならまだいいのですが、それまでのポストはなくなり、かつての部下が上司になり、仕事のやりがいも、プライドも失ってしまいます。

こんな理不尽な働き方でも、仕事があるだけマシと考えて、しぶしぶ安い給料で年金を受け取るまでの5年間を、我慢して働き続けなくてはいけません。

現役のうちにセミリタイアの準備をする

僕はサラリーマンで一応役職もあります。

そしてサラリーマンの仕事はやりがいもあります。

しかし、ある年齢になると強制的に仕事内容と給料が変わります。

うちの奥さんは、現役を退いて会社に残った人々をピンクと読んでいます。

奥さんの会社では、現役からセミリタイアになると、名札の色がピンクになるそうです。

僕はこのまま今の会社で働いて退職を迎えると、ほぼピンクになります。

僕の会社での仕事は市場性がなく、ほかでは需要はないので、需要がある仕事のノウハウを得ない限り選択肢がないのです。

こんな将来の働き方が見えているのに、みすみす受け入れることは僕には難しいです。

現役では堅実な生活を心がけて、しっかり資産を築き、運用して増やしていくことが大切です。

そして自分の好きなことや得意なことを見つけて、それを仕事にできるように、現役のうちからしっかり準備をしておく。

今は個人が企業なみの収益を得ることができる時代になりました。

しかもその挑戦は、ほぼノーリスクで始めることができます。

これからは挑戦する者だけが、生き残れる時代になりました。

「年金が少ない。国は何やっているんだ」と文句を言っても、「こんな時代に生まれてくるんじゃなかった」と嘆いても仕方がありません。

会社や国にたよらず、『お金の準備と仕事の準備』=セミリタイアの準備をしっかりやっておく。

これが今のサラリーマンには大切なことだと思います。

お勧めセミリタイアの仕事

僕が目指すそして皆さんにお勧めするセミリタイアの仕事は、好きなこと、得意なことをオンラインでマネタイズすること。

例えば、

・釣り好きがYouTubeで、釣りの仕掛けを公開する

・英語が得意なら、和訳の仕事をクラウドワークで受注する

・ライティング、プログラミングなどもオンラインで仕事が取り引きされている

こんな具合にオンラインでマネタイズする方法はたくさんあります。

オンラインの仕事は、時間、場所に縛られません。

稼ぎたければガッツリ仕事して、ゆっくり働きたければそれなりに働く。

その人のペースで仕事ができます。

日本にいなくても仕事ができるし、旅をしながら仕事をすることだってでき、働く場所も自由です。

しかもこの自由な働き方は、サラリーマンをしながらダブルワークもできます。

こんなにいい働き方はありません。


時間さえ犠牲にすれば、ノーリスクで夢のような働き方が実現でき、国にも会社にも頼らず生きていける。

誰もがセミリタイアを経験する時代だからこそ、早めに準備をして備える。

その準備が早ければ早いほど、自由な働き方ができるはずです。

サラリーマンの中には、仕事を怨んでいる人もいるかも知れませんが、自分の好きなこと、得意なことを仕事にできれば、つらい仕事にはならないはずです。

老後ロスと言われ始めた今の時代の働き方は、好きなことでなければ、長い労働期間を乗り越えることは難しいでしょう。