先日の大雨で私の住んでいる九州は大きな被害を受けました。
私はライフライン関係の仕事をしているので、災害が起こると復旧するまで泊り込みで仕事をします。
そんな感じなので、よその街の被害状況を良く知りませんでした。
金曜日の夜に復旧作業の打ち上げをしていると、親戚から今回の大雨で浸水してしまい住める状態じゃないので、手伝いに来て欲しいと連絡がありました。
土曜日の朝から車で1時間かけて親戚の家まで向かいました。家は私の胸の辺りまで浸水し、家電製品は使い物にはならず、畳も駄目です。ほぼ全ての物を処分しました。
平地ですので周りの家も同じ様に浸水し、泥どろになった家の掃除と家財の処分に追われていました。
この街は30年前にも同じように浸水被害を受けたと言う事で、家の柱にはその時の水位がマジックで書かれていました。
亡くなった叔父は几帳面な性格で、畳の下の板には番号がふられ、エアコンの室外機は胸の高さに据えられていました。
おそらく叔父は、また浸水することを予想していたと思います。
住む場所を選ぶ時に、災害に弱い地域を選んでしまうと命の危険さえあります。できるだけ情報を集め、災害の危険が少ない地域と場所を選ぶことは重要なことだと思いました。
災害の危険度はハザードマップで行政が公表していますので、家を建てる時には土地の地盤の状態(盛り土でないか)とともに災害が起こる危険地区ではないか調べる事をお勧めします。
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